時事コラム(2020/04/11)

コロナの今後について

今年度初の投稿が、コロナ関連記事になるとは思ってもみませんでした。東京では緊急事態宣言が出て、不要不急の用事は自粛対象となっています。これの影響をもろに受けているのがボードゲームで、おそらくゲーム会レポートなんて上げようものなら、一斉に袋叩きに合うことでしょう。

TVでは連日コロナ関連の報道がされていますが、危機感を煽るような内容のものが多く見るに堪えません。なので、いったいこのコロナ騒ぎがいつごろまで続きそうなのか、日本はどうなるのか自分なりに考えてみることにしました。

コロナ関連の統計データで世界標準となっているのがジョンズ・ホプキンス大学のダッシュボードです。日々最新の感染者数・死亡者数・回復者数を見ることができます。

ただ、最新は見れるものの、今までの推移を知りたいので、左のように整理してみました。Financial Timesのサイトでも見れるのですが、英語だし日本の扱い少ないし国多すぎだしで使い勝手がイマイチなので、自分の知りたい主要国だけでトレースするようにしました。

上が国別感染者で下が国別死亡者です。感染者数については、日本の伸びが他国に比べて大きくなっているのがわかります。このまま伸びれば、スペインやアメリカのようになると考え、緊急事態宣言を出すのもうなずけますし、メディアで連日感染者数が過去最高だ、大変だ、ロックダウンだと騒ぐのも無理は無いのかもしれません。

しかし、死亡者数を見てください。4/10時点でまた2桁台です。確かに他国よりは傾きが上になっているかも知れませんが、これは対数グラフなので数が少ない間の傾きとは重みが違いますし、感染者の増大に比例して死亡者が増えているわけではありません。ここ数日はだいたいが1日平均で3人程度で推移しています。これって全国でですからね。他にもいろんな病気があるなかでの人数です。インフルエンザ流行時の患者数や死亡者数と比べてみれば、この数字がいかに少ないものなのかがわかるでしょう。

もちろん、今後はどうなるかわかりません。未知のウイルスですからね。しかし、他国がウイルスに感染してから爆発的に拡大して増えていったのに対し、日本はクルーズ船に始まり欧米諸国よりも先に感染しているのに、増加の傾きがロックダウンしている欧米に比べて緩やかになっているのは明白でしょう。

電車だって動いているし、買い物だって普通にできます。それに加えてこの緊急事態宣言です。イベントは自粛となり、3密を徹底しているわけです。ここからどうして急に傾きが大きくなっていくと予想できるのでしょうか。極度に恐れず今の状況を冷静に分析し対処していきたいと思います。

今後は正しく分析するためにも、判断材料は増やしていきたいです。致死率の推移のグラフ化とアメリカのデータも追加したいですね。アメリカは都市別データになっていて集計が面倒だったのですが、幸い時間はあるので順次対応していきたいと思います。

とりあえず、早く通常生活に戻りたいわ。こんな状況だとボードゲームの事が全く手につかないです。。。






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