関JAGA通信(00/03/04) 第29号

ACQUIRE<1戦目>
タワー筆頭、アメリカ2位、インペ2位で迎えたのが、この局面。既にタワーを13枚持っているところで神谷さんはタワー3枚買い。私はコンチの2位取りのため、安価でタワーを変換するためのツールにするのかなあと思ってたら、神谷さんは「何でタワー買うの?」。「だって、13枚やで(上野)」、「こっちが13枚やって!!(神谷)」。

お互いで株の枚数を勘定してみると、なんとタワーが26枚。どうやら、私のアクワイアセットのタワー株が1枚こちらに紛れ込んでいたようです。

このまま続けるわけにもいかず、ここでリセット。コンチの筆頭で優勢だった古山さんは、そんな、どうでもいいタワーの筆頭程度でなんて・・・と納得いかない様子。

私も丁度4Dを引いてきたので、続行したかったのですが・・・。


ACQUIRE<2戦目>
状況はワールド2位、ラグザー筆頭、コンチ2位です。ワールド設立後、ラグザーも設立したため、ワールドは神谷さんに筆頭を奪還されましたが、値嵩株の方を大事にすべきだったのかはよく分かりません。

この後、タワーがアメリカに吸収され、コンチのそばにアメリカ設立。最悪でもコンチの2位は死守すべきなので、コンチ防衛を開始。資金ショートになりかけの時、11Gをやむなく打ちます。

ラグザーは筆頭ですが、ワールドに転換してもワールドの筆頭は困難な状況でした。それならラグザー筆頭の可能性にかけ、敢えてワールドを2位で潰します。あとは、ラグザーで他の会社を吸収していき41オーバーかつ、コンチ筆頭ボーナスで勝つというのが狙いでした。

しかし、ここで誤算が・・・。

私をトップと考えた神谷さんが、コンチ株2枚購入で私のコンチ筆頭を妨害(実際は近藤さんがダントツだった)した上、タナボタ筆頭になった古山さんは、何故かコンチをアメリカに吸収させるし、湖さんは、10件のラグザーをインペに吸収させるしで、この後はボロボロ。結局3位に終わりました。

うーん。今回の近藤さんのように、静かにトップをとるのが理想ですね。


将棋
えー、単なる将棋です。・・・(笑)。今まで関JAGAでやった事がなかったため、一度やってみたいと思っていた、いわたさんとの対局です。

▲先手:いわた △後手:上野

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲7七銀 △6二銀
▲4八銀 △4二銀 ▲2六歩 △5二金右 ▲5六歩 △5四歩
▲3六歩 △3二金 ▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △7四歩
▲4六歩 △5三銀右

私が後手番です(盤の上部)。戦形は矢倉模様。いわたさんの▲4六歩が趣向。矢倉中飛車を警戒して、5筋に銀を上がります。これは場合によっては雁木を考えました。



▲4七銀 △8五歩 ▲3七桂 △6四銀
▲6六銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8四飛
▲1六歩 △1四歩 ▲9六歩 △9四歩 ▲2五歩 △3三角
▲4五歩 △7三桂 ▲4六銀 △7五歩

△6四銀でななめ棒銀。単純に8筋を交換されると悪いと判断したいわたさんは、銀で対抗。私は8筋の歩交換を行い、浮飛車の構え。端歩の突き合いは、私の玉側はともかく、9筋は緩手で、△3一玉と寄って置いた方が良かったかも知れません。

いわたさんが2筋の歩を延ばしましたが、引き角の形ではないので、角で受けました。当然角頭に狙いを付けてきましたので、私も歩を突き捨て開戦です。

▲同 歩 △6五銀
▲同 銀 △8八角成 ▲同 金 △6五桂 ▲7三角 △8一飛
▲7二銀 △8五飛 ▲7八飛 △4七角 ▲5八金 △3六角成
▲9一角成 △5七銀 ▲4七香 △4六馬 ▲同 馬 △同銀成
▲同 香 △7七歩

一見、快調に攻めですが、いわたさんに的確に受けられ案外難しい局面。私の△7七歩は悪手。

ここでは歩を打たず、単に△5七銀と打つべきでした。何故なら、もともと4五に桂がいるわけだし、玉が6九なので8九の桂を働かせてやる必要はありませんでした。何故、歩打ちが悪かったのかは、次譜でよく分かります。

▲同 桂 △同桂成 ▲同 飛 △6五桂
▲7六飛 △5七銀 ▲4七銀 △3九角 ▲4九桂 △4八銀成
▲6六角 △4七成銀 ▲3九角 △4六成銀 ▲7三角 △6四銀
▲8六歩 △7三銀 ▲8五歩 △7七歩 ▲7四歩 △6四銀
▲7三歩成 △3六角 ▲8一飛 △5一金 ▲6二と △5七香

私が桂交換を行ったため、狙いの3九角に対して4九桂がピッタリで紛れました。桂を渡さなければ、3九角で決まってました。

仕方がない4八銀成に対して▲6六角が決め手となり、これで逆転。2枚替えですが、ここで手を渡しているようでは変調です。岩田さんの▲7三角で飛車取りを見せられ、なくなく銀を手放し、角と交換しました。

しかも、その打った銀をせめつつ守りの飛車まで活用され、形勢は一気に悪化、敗勢に陥ります。飛車打ちに対する金引きも悪く、まだ銀引きでした。△5七香は開き直りです。



▲5一と △同 銀 ▲6三銀成 △5八香成 ▲7九玉 △6八成香
▲8九玉 △4二金 ▲7一飛行成△6一歩 ▲同 龍 △7八歩成
▲9八玉 △8八と ▲同 玉 △8七金 ▲同 玉 △6九角成
▲7六玉 △7七金(投了)まで110手で上野勝ち

しかし、将棋は何が起こるか分かりません。いわたさんの6三銀成りで詰めろがかかりました。私は金を取ったものの、一歩及ばず。投了してもおかしくない局面でしたが、最後のお願いで△4二金。これは、いわたさんが私の玉の詰みに気づかず、▲7一飛行成としてくれた時だけ効果を発揮するハメ手でした。

私の祈り(?)が通じて、いわたさんは飛車成り。ここでは、飛車を成らず、▲5一飛車成、△同玉、▲7一飛成で詰みでした。単に飛車を成ったため、△6一歩が実現しました。

この歩は、飛車を守りからそらす手で、2枚飛車が並んでいるところにただ捨ての歩がとれないのではおかしいと、魅入られるように同龍ですが、△7八歩成でピッタリ詰み。守りの駒が全て逃げ道を塞いでいる上、攻めるために成った銀がとった歩を6一に打たれる・・・。まさに勝ち将棋鬼のごとしです。

まあ、最後はトン死で拾わせてもらいましたが、中盤以降の棋力は、いわたさんの方が一枚上であった事は歴然で、リターンマッチではボコボコにされそうです。

ただ、関JAGAには将棋盤セットがありません。今回はいわたさんのポータブルマグネット盤で対局しましたが、さすがに寂しいので、是非関JAGAでも将棋盤購入を検討したいところです。

チェーテン
津風呂さん、吹留さん、佐藤さん、私の4人プレイ。

今回はメンバーに津風呂さんがいるため、悪党とか言われないよう、素直なプレイを心がけました。

それが功を奏したか、快調に推移。1戦目は吹留さんがあっさり飛んで2戦目。今度は一進一退の攻防で決め手に欠け、誰も飛びません。最後は時間勝負となり、そのオーラス。私が見事パーフェクト達成で有終の美を飾りました(写真手前参照)。

ただ、全員の失点も少なく、パーフェクトで2倍にもかかわらず、なんと3枚しか貰えませんでした。まあ、私らしいというか、いつもの事というか・・・。



バラエティー
黒宮さんに教えていただいた、トリックテイキングゲーム。ルールは写真の表の通り。

プレイヤーは順番に、自分がプレイしたいルールをビッドして行きます。宣言する数字は昇順になっている必要はありません。同じ数字が2度ビッドされた時点でパートナーが決まるので、ブリッジのようにペア戦でプレイします。

今回は終了時間寸前にプレイしたため、2戦しか行えませんでしたが、なかなかいけそう。またプレイしてみたいです。

次回の関JAGA通信は、次回例会 4月 1日(土)以降、気が向いた時に発行予定。


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