関JAGA通信(99/10/2) 第27号

Escape From Colditz
第2次世界大戦中、脱出不可能と言われたドイツの捕虜収容所からの脱走がテーマのゲーム。盤には実際のコルディッツ城が描かれていて、史実通りの困難さがシミュレートされています。

脱走に必要な道具は様々ですが、脱獄するためには、外に出るための道具(偽造パス,ロープ,カギ等)と外に出てから必要な逃走用キット(金,食料,コンパス等)が必要な上、看守のスキをついて逃走し、サーチライトをかわし,追撃を振り切り・・・と様々な難関が待ち受けています。

1人がドイツ(看守側)を受け持ち、他のプレイヤーが各国を代表する捕虜としてプレイします。捕虜同士は脱獄計画を練り、共同戦線を張り・・・とおもしろいのですが、ドイツ側は孤独で、かつ敵対関係にあるので、ちょっとそんな役回りかも知れません。

ライヤーズダイス大会の開始時間が迫ってきたため、北条さんが1人脱走させたところでゲーム終了にしました。時間がある時にまた、プレイしたいゲームです。 


ランスロット
以前奥野カルタ店で購入、ドイツ語ルールしか入っていなかったため、長い間押し入れに眠っていたゲームがようやく日の目を見ました(T中さん、ありがとう)。 ボード上に駒を順番に置いていき、自分の駒が相手の駒よりも2個以上多ければ、それを捕獲し、先に10個の駒を取った人が勝ちになるゲーム。メンバーはbone5さん、NIKさん、中川さん、私です。

戦略が分からないので、皆、手探り状態で進めますが、駒を取られる=自分の勢力が激減するという事が判明し、一手の失着が即負けに繋がるスリリングな展開になりました。

ただ、そこはマルチゲームの特性を活かし、トップ目叩きを始めますが、bone5さんの優勢は揺るぎなく、そのまま逃げ切られました。 どうもマテルのゲームは、ミシシッピーのように、一度差がつくとどうしようもないゲームが多いような気がします。

私はというと、明確な意志を持たずにプレイしていたため、私の駒は猟場と化し、ぺしぺしにされてしまいました。ボードの端から陣地を取っていくなり、中央に駒を集結させるなりすべきでした。悪いゲームではないので、たまにはプレイしても良いかな、2年後位に(笑)。


Acquire
ライヤーズダイスで早々に負けたメンバーが集まってのアクワイア。メンバーはbone5さん、NIKさん、中川さん、湖さん、私です。

NIKさんがコンチ3件ホテルをいきなり設立し、私がタワーを設立する展開でゲームスタート。私としては、当然安値でコンチ転換を図りますが、NIKさんは、それはさせじと3位を承知でタワー株を購入します。

私はキー牌を所有していましたが、あまり早く潰すと資金ショートのNIKさんのコンチが生きる展開になると判断し、危険を承知で保留しました。 NIKさんが資金不足で盆叩きしている間、仮にNIKさんにコンチで筆頭を取られても他で挽回できるように、ワールド、インペ株で地盤を築いてからタワーをコンチに吸収。運良くコンチの筆頭も取れたため勝利を確信。本日2戦目でやっと初日がでました。

例会では3回以上プレイされるアクワイア。当分、この勢いは止められそうにありません。


次回の関JAGA通信は、次回例会11月 6日(土)以降、気が向いた時に発行予定。


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