関JAGA通信(99/5/8) 第23号

Union Pacific
エアラインズの鉄道版。メンバーは中野さん、間宮さん、NIKさん、中川さん、私の5人。

手札がバラバラで初期公開カードに迷う。定跡は数字の小さなマイナーカンパニーなのかも知れないが、大会社の2着拾いも悪くないと赤の15を選択。

幸い誰も公開していなかったため、筆頭を確保。しかし、筆頭株主は自分の手番で拡張し続けなければいけないのに対し、2位目は気楽。

筆頭株主が拡張している間は、ちまちま株を公開し2位を拾い、UP株に変換しつつ、マイナーカンパニーの独占を狙う・・・というのが理想の作戦かも知れません。

理想に近い展開だったのが、NIKさん。3つの会社を結構長い間独占していました。私はNIKさんをマークしようにも株が一枚も場に出てこないので独占の阻止ができませんでした。NIKさんは私の下家ということで、序盤放任していたのが敗因。結局、ダメダメの中野さんのちょい上のブービーに終わりました。


Waldmeister
環境改善がテーマの地球にやさしい(?)ゲーム。中野さん、伊藤さん、中川さん、私の4人プレイ。

ゲーム開始時は煙突からは煙モクモク、車の騒音とスモックに悩まされる工業地帯でゲームスタート。

ここに種をまいたり、苗木を植え、動物を呼びながら、環境を少しずつ改善していき、全ての地域に成木を育てた人が勝ちになります(たぶん)。

このゲームには季節の概念があり、各プレイヤーがカードを1枚プレイする度に1月ずつ経過し、春が来ると、成長します。凝ってますね。

プレイしたカードはFair Playのように、選択権を相手に委ねます。自分でいいカードをプレイしたくても、他人に使われるかも知れないという所がジレンマになっています。

ゲーム開始時は、他人に害虫をばらまいたり、公害をまき散らすプレイが横行し、これは環境破壊ゲームかと思わせる展開でしたが、環境改善しないと公害だらけで木を植えられるスペースは少ない(植えてもすぐ枯れる)ので、次第に浄化されていきました。

時間がかかり過ぎるという事で、あまり評価されていませんでしたが、木が成長していく様を見ているのは非常に楽しいものですし、お蔵入りさせるにはあまりにももったいないゲームです。共存共栄を考えてプレイすれば、結構サクっと終わると思いますよ。


RENFIELD
bone5さんによるメンバー指定のトリックテイキングゲーム。bone5夫妻、谷本さん、湖さん、かなもとさん、私でプレイ。

普通のトリックテイキングゲームですが、カードにはスート、ランクの他に、虫マーク(6ニムトでいうところの牛マーク)と価格が書かれています。

トリックを取った人は、取ったカードに書かれた価格の合計を払い、虫を食べたという事になります。

1ラウンド4トリック行い、トリックを取った人の中で、一番虫を食べた数の少ない人が、そのラウンドのチップを総取りします。

プレイヤーはトリックを取った時、降りる事もできます。その場合、それ以上支払いはありませんが、ジャックポットできる権利を失います。

ゲームはスートのランク決定ビッドから始まります。手札は強すぎても弱すぎてもいけないので、自分に都合の良いランクになるようにビッドで競います。

ゲームをやっていて思ったのが、ビッドの重要性。わざわざ競ってまで決める必要なしと思っていたら、強すぎる手札にさせられ、強制オリを余儀なくさせられる事数度。

4ラウンド行って、ヤキトリは私と湖さん。このまま見せ場なく終わるわけにはいかないと、「20」 をビッド。笑いはとったが、ただそれだけ(笑)。過剰ビッドが祟り、最後はかなもとさんの策略で強制購入させられ、破産でゲームオーバー。どうしてこのメンバーを選んだのかが良く分かった(bone5さんの奥さんは普通だが、他はくせ者ばかり)。


チェーテン
お返しに・・・と今度は私によるメンバー指定ゲーム(やりたかった人ゴメンナサイ)。メンバーはbone5さん、湖さん、かなもとさん、私です。

4人ゲームといえば、まず思い浮かべるのがこのゲーム。ルールは親番時計回り、200点持ちの切り上げ法です。

なぜこのゲームがメンバー指定なのかというと、とにかくプレイがいやらしい(笑)。相手が6を出せる状況はなるべく避け、「6−6」タイルを呑ませます。やむを得ず打つ時は、「ヌル〜」と叫びながら出し、許しを乞います。

また、呑まされる状況になった時は、当然のごとく弱点をとことん突きます。しかも呑まされる人の対面プレイヤーは自分の下家にアイコンタクトで、呑み続けしやすいように(これをトスを上げると呼ぶ)タイルをプレイし大量失点を画策します。

更に、自分以外全員呑む事が決定した時は、残り手札の状況にもよりますが、出せるのに敢えて呑み、リードを広げようとします。

写真は私がこの戦略でbone5さんのカロリーの高いタイルを呑ませまくった図です。でも、それまでの大量リードのおかげでbone5さんが勝ちました。

「関JAGAでチェーテン見かけないけど、何処に入っているの?」と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、ミッドナイトパーティーの箱に入っていますので(99年5月現在)ご注意下さい。

次回の関JAGA通信は、次回例会6月 5日(土)以降、気が向いた時に発行予定。


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