関JAGA新年ゲーム合宿(99/1/15〜99/1/17) 第19号

連休を利用して、天王寺の吉野旅館で行われたゲーム合宿の模様をレポートしたいと思います。今までのゲーム合宿は遠方で行われていた上、まとまった休みが取れない人は参加できないという難点がありましたが、今回のゲーム合宿し上本町付近という事で、行きやすく、部分参加もしやすかったと思います。

八八
久々に辻さんが来られている事もあり、辻さんの2番目に好きなゲーム(一番好きなのは麻雀)の八八をプレイしました。

一方、私にとってはカタンの次に苦手なゲームなのですが、別に特別嫌いなわけでもないので参加しました。

初参加のプレイヤーから、単なるヒキのゲームではないか?との厳しい意見がでました。このゲームを「出・オリの正確な判断を楽しむゲームです」と言うのが正しい解答なのかも知れませんが、それを説明するのは難しく、実際やってみるしかないでしょうね。

私は、いつもの出れば「青短/赤短」、おりれば点取りゲームで相変わらずのチグハグ。

私がジリ貧状態であえいでいる中、あざ笑うかのように池永さんの大技「はねけん(ワッフルの名ではないよ)」が出ました。池永さんは、私と点数もちょぼちょぼで見方だと思っていたのにいぃぃぃ。幸い私はオリでいたので被害はオリ賃だけで済んだのですが、以後、勝負手も来ないままゲーム終了。見せ場無く終わってしまいました。

やはり私のような素人が手を出すべきゲームではなかったようです。


CARABANDE
最近購入したデジカメ(C-1400XL)は非常に高画質なのは良いのですが、パンフォーカスのバカチョンとは異なり、ピント合わせには一苦労。まだまだメガピクセルに慣れていないため、手ブレや白とびが多くなってしまい、ピンボケ写真になっていますが(いやあ、実際撮影した写真がほとんどピンボケで困った)、このゲームは毎回コースレイアウトが変わるため掲載に踏み切りました。お見苦しいとは思いますが、お許し下さい。

今回のコースのポイントは、画面左上のジャンプ台。かなりの難所で、何名ものプレイヤーがここで足踏み状態になりました。

ルールはありありで、ショートカット(例えば、ジャンプ台手前のコーナーから対岸にジャンプ)もOKだったので、果敢にチャレンジ。3回目に成功しましたが、ゴール地点を飛び越したため(ゴールは正しく越す必要あり)、逆送を強いられました。最下位を爆走していたので、やむなく選択した作戦ですが、何事も地道に行くのが良いようです。


Lancashire Railway
今回の合宿の一押しゲーム。ゲームオーナーである神谷氏の熱烈な誘い(絶対、上野さんが気に入るゲームですよ!!)により、プレイする事と相成りました。メンバーは神谷さん、金澤さん、近藤さん、私です。

このゲームはセリで路線を購入し、様々な荷物を運んで収益を上げるゲームですが、手持ち資金が非常に少ないため、借金経営を強いられます。しかもその利息が毎ターン20%という、トイチの倍という暴利のため、序盤は、まず自転車操業になります。

但し、荷物を運ぶことによって得られた収益は固定収入になるので、当面の目標は、この収入が利息を上回るようにする事です。この状態になって、借金をコツコツ返済していく事を「真人間になる」と表現するらしいですが、言い得て妙の表現です。

私はセリの感覚がつかめず、ドル箱路線を確保できなかったのが敗因で、ただ一人のマイナス終了になってしまいましたが、是非、また借金経営の苦しさを体験したいと思います。


EUPHRAT & TIGRIS
評判の高かった領土拡張ゲーム。ルールが結構複雑なので詳細は省略しますが、モニュメントを建立したり、戦争をしながら領土を拡張していって、4種類の文明を効率よく集めた人が勝ちになるゲームです。

1度しかプレイしていないので、まだ何とも言えませんが、モニュメント建立は非常に効果的です。モニュメントがあれば、家賃収入のように毎ターン文明駒を獲得できます。私は初め、モニュメントを取っても、バランス良く集めないといけないので無駄が多いと思っていたのですが、モニュメントがあれば、その文明は無視して、その他の文明を獲得するのに専念できるので、戦略が立てやすくなります。

この事に早く気づいたゲーム巧者のNIKさんは、私の虎の子のモニュメントを強奪。毎ターン3モニュメントを維持する体制を築き上げました。

このゲーム、戦闘は仕掛けた方が不利になっているので、強大になったNIKさんに仕掛けることができません。NIKさんから攻撃をし向けるようにタイルを置きたかったのですが、あいにく私はNIKさんの 下家。最後に1駒差で負けたのも私に運がなかったようです。

ACQUIRE
今日は関東から鮎川さんが来られているため、アクワイアと1830はプレイしないわけにはいきません。

胸を借りるつもりでプレイ開始。序盤は皆がショボく、なかなかホテルが設立されません。建つホテルも「1I」とか「12A」とかばかりで設立しても当面は潰れる気配がありません。

私は「1I」にインペを設立しました。このまま田舎ホテルで終われば敗着になったところですが、法度札にあえいだプレイヤーが放出したタイルのお陰で急成長。

第2株主ではあったものの、ワールドをインペに吸収させた後(この時ワールド株2枚残し)、鮎川さんの再建したワールドを私がコンチに吸収させたのですが、皆資金不足だったため、2株で筆頭株主になり、$7000獲得したのが大きく、何とか勝ちきることができました。

プレイ後、1時間近く感想戦を行い、鮎川さんからのありがたいレクチャーを受けました。これを聴くだけでも今回の合宿に参加した意義があったというものです。


1830
鮎川さんの接待ゲーム第2弾(笑)。メンバーは鮎川さん、NIKさん、谷本さん、上野(貴)さん、私の5人です。

初めのプライベート会社の購入で、鮎川さんはM&HとC&Hを購入。私はC&Hをもっと吊り上げようかとも思ったのですが、この戦法で勝った試しがない私は、鮎川さんに教えてもらうべく、C&Hを安価で(といっても$210だったか?)渡しました。

長期戦も辞さない展開でしたが、皆がしゃがみだしたのと、NYCがフィラデルフィアにトークンを置いたのと、NIKさんが無理にカナダを防衛にいったため、私がゲーム収束スイッチを押しました。

鮎川さんとNIKさんがトップ目ではあったものの、どちらかが破産という状況になり、結局株価が一番高かったNIKさんが腹切りでゲーム終了となりました。

私は以前年金プレイをした時、1社経営で苦労したのですが、そういう状態の時には、4株位で不安定な会社(CP,BM等)の乗っ取りや値付け会社を取りに行き、失敗しても、防衛時に吐き出した優良株やB&O株を抑える戦略は非常に参考になりました。


最後に
残念ながら私はプレイできませんでしたが、NIFTYのFGAMEシスオペでおなじみの江場さんが来られ、手本引きをプレイされていました。それから、合宿の定番、アドバンスドシビライゼーションもプレイされていました(NIKさんの貿易カード購入アドバイザープログラムも活躍していたようです)。

一部、合宿とはいえ、今回の参加規模で長時間ゲームをプレイするのは、プレイヤーが固定化するため自粛すべきではないかという声があがりましたが、合宿でも無い限り長時間ゲームはプレイできないわけですし、今回の合宿の参加者の顔ぶれを考えた場合、長時間ゲームに流れるのは必然の流れだと思います。例会ならともかく、合宿ではプレイゲームを時間を気にせずのびのびプレイすれば良いのではないかと私は考えます。


上記写真はクリックするとオリジナル画像(1280 X 1024)で表示されます。壁紙にどうぞ(笑)


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