関JAGA通信(99/1/9) 第18号

Die Kette von SABA(シバのネックレス)
粉々になったネックレスを修復してその修復金を稼いでいくゲーム。酒井夫妻、神谷さん、不破さん、池田さん、私でプレイ。

山札から毎回公開されるネックレスのパーツをボード上に復元していきます。パーツを置く時には左右対称に置く必要があります。

パーツはセリで獲得していきます。獲得したパーツは、手札として持って置いても良いし、即座に置いても構いません。即座に置いた場合、2倍の修復金が貰えます。山が枯れた後は、手札のパーツを並べていきます。

修復金の計算方法ですが、パーツを置いた時にそのパーツと隣接しているパーツの数全てが収入になります。この隣接というのは、途切れなく続く限りカウントされます。要は後から置けば置くほど高得点になりやすいと言うことです(重要)

また、パーツの中にはジョーカーが4枚あり、これはオールマイティとして使用できます。パーツは2枚セットなので、ジョーカーがプレイされると、その相方のパーツは死に札になるので注意が必要です。

私は相場観がつかめず、ほとんどセリ負けていたのに対し、このゲームは手札が多くあればある程有利と考え、少々高くてもセリで落とすべきと考えた不破さんは多くの手札を抱え、ジョーカーをセリ落としてリスクを回避し、終盤1人でタイルを置き続けて圧勝しました。不破さんの大局観の素晴らしさが印象に残った一戦でした。

神谷さんは、豊富な資金で中盤まで圧倒的に有利だったのですが、ヒキが悪い上、ジョーカーと手番の関係で、死に札カードが増えたため逆転されてしまいました。

コンポーネントは綺麗ですし、思った以上に手軽くプレイできるので、万人にお勧めできるゲームだと思います。


Manitou
部族間の獲物争いを表現したカードゲーム。湖さんのインストで、古山さん吉川(修)さんと私を交えてのプレイです。

このゲームでは数字カードと人物カード(正式名称不明)があり、各プレイヤーが順番に3つある集落のいづれかにカードをプレイしていきます。

集落に置かれたカードのうち、数字カードは累積しますが、人物カードは最強カードしか残りません。人物カードのランクは酋長が最強で女房が最弱ですが、女房は酋長にのみ勝ちます。カードは順番にプレイしていくため、軍人将棋で後出しするようなものと考えれば良いでしょう(当然、最後にプレイする人が有利)。

ROUND終了時、一番大きい数字のカードを出した人が獲物を獲得し、最後まで残った部族が、その集落のカード(数字・人物共)を捕虜として獲得します。

獲得した獲物カード(書かれた得点)と捕虜カード(1枚につき1点)の得点が一番多い人が勝ちになります。

プレイするカードは、プレイヤー毎に用意されています(計21枚で各ROUND7枚プレイ。親は7枚プレイ、子は8枚のうち7枚プレイ)。各ROUNDで使用するカードは自由に組み替えができますが、捕虜になったカードは戻ってこないので、選択肢が減ります。

そして、このゲームの最大の特徴はマイナス10カードの存在です。ROUND終了時、数字カードの合計が一番多いプレイヤーは10点マイナスになります。獲物カードの得点は多くても12〜13点位なので、これを喰らうのは致命的です。

各集落で生き残ったプレイヤーは、その集落の他人のカードを捕虜にするだけではなく、自分のカードも手札に戻ってくるので、是が非でも勝ちたいのですが、下手に競り合って負けるとカードを失うだけでなく、多くのポイントを他人に与える可能性があるので、何処まで行くかが難しいところです。

私は途中までうまくやっていたつもりだったのですが、自分が親番である事を忘れ、封印予定だった、「10」点カードが暴発、見事砕け散っていきました。

見てくれが地味なせいか、あまり評価はされていないようですが、なかなかいけるゲームだと思います。

新年会 スタッフ紹介
毎年恒例の新年会に先立ち、関JAGAの99年度のスタッフ紹介がありました。例年ではハガキによるA会員の投票で決定していたわけですが、簡略化を図ろうという事で、この場をお借りして拍手をもって承認という形をとりました。

スタッフ体制としてはほとんど昨年と変わりませんが、今までのメンバーに加えて新しく、れふくん(酒井さんの奥さん)が加わりました。

れふくんは今までぺいるGさんと共に合宿を中心に様々なイベントに多大なご協力を頂きました。今回ようやく正式にスタッフ入りしてもらう事になりましたが、紅一点という事もあり、男性陣にないきめ細かな心配りを期待したいと思います。


新年会ゲーム:動物パレードしりとり
各自3つまで動物名を記入し、制限時間内に、いづれかの動物名を使用して、長いしりとりの列を作るのが目的のゲーム。ぺいるGさん考案。2ROUND行いました。

1人10点が基礎点で、それに個人点(文字の長さ)が加算されます。

1ゲーム目、私は「アウストラロピテクス」「シロナガスクジラ」「イリオモテヤマネコ」を書きましたが、パートナーがなかなか見つかりませんでした。私は既成のしりとりの列(例えば、タヌキ→キリギリス→スズメ→メダカ)、に参加しようと思ってもなかなかその前後(例なら「タ」で終わるか「カ」で始まる)が合わず、結局MIZさんとペア(「サーペルタイガー」→「アウストラロピテクス」)で終わってしまいました。

このゲームの感想ですが、「寄らば大樹の陰」ゲームです。列を形成していても、それ以上の列があれば、あっさりと寝返りが起こるので、結果として巨大な列ができます。まあ現代社会の縮図といったところでしょうか(笑)。

それから「キツツキ」「ステゴザウルス」といった始めと終わりが同じ動物は列の途中に入れるので有効ですが、列内の重複もOKなので、やや反則っぽい気がしました。

まあ、次回プレイ時は「列内重複不可ルールは必須」という気がしますが、パーティーゲームとしては非常に盛り上がりました。

新年会ゲーム:ペアリングフラッシュ
基本的にはフラッシュと同じですが、自分と同じ回答が多い人とペアになる事を目的とするゲームです。2ROUND行いました。不破さん考案です。

このゲームは時間制限ではなく、先着10ペアに得点を与える方式でしたので、あまりゆっくり考えるヒマはありません。

題目は「野菜」と「新年」でした。私はとにかく2問位同じ人を真っ先に見つけ、10ペアに滑り込む作戦を採用しました。

NIKさんも同じような作戦を採ったようで、このルールだと、身近な人とペアを組んでそれで終わりになる気がしました。今度やる時は、時間制限でした方が良いと思いますが、フラッシュのバリエーションとしてはおもしろいと思います。


新年会ゲーム:愛の絶叫ゲーム
3人(平野さん・NIKさん・戸田川さん)の中から一人の正解者の絶叫内容を聞き分けるゲーム。bone5さん考案。

回答者はゲームに関する言葉を話しますが、他の2人は似たような別の言葉を話します。

回答は「だったらノーチェンジ」「一枚残し」「騎士移動」と実にマニアックな内容。

私は1問目、戸田川さんのアクセントに騙され、「勝ったらノーチェンジ」、「立ったらノーチェンジ」と連続チャレンジに失敗、ポイントを獲得する事はできませんでした。

2問目は初め「1万円欲しい」と失敗しましたが(今思うと、全然ゲームに関連する言葉でないですね)次に正解し、3問目は一発で正解しました。私は意味を分からず回答していましたので、最近例会に来られた人でも分かったのではないかと思っています。

bone5さんは、うそつき回答の作りが絶妙で、特に例題として登場したエルフェンランドに対抗する「メルヘン感動」は最高でした。

新年会ゲーム:ニュースラックオー
事前にアンケートで集計した関JAGA98年十大ニュースのうち、上位5項目を当てるのが目的のゲーム。戸田川さん考案。

ちなみに上位6位までの項目は
・例会会場変更(総合市民交流センター→市立文化会館)
・bone5さんと隈河さん結婚
・エルフェンランドがゲーム大賞
・カロムがブームに
・関JAGA例会参加者過去最大を記録
・大阪にゲーム店(シュピーレブルグ)開店
でした。

順位をズバリ当てたら70点。順位がづれる毎に得点が減っていきます。私はどう考えても1位はbone5さんの結婚だと思ったのですが、1位は例会会場変更でした。(bone5さんの結婚は2位でした)

また、6位はエルフェンランドで、これをランクに入れた人は私を含め得点がのびなかったと思います。

今回用意してもらったゲームは、社内旅行等でも通用するゲームばかりで傑作と言って良いでしょう。年末の忙しい中、準備して下さったスタッフの皆様本当にありがとうございました。

新年会:受賞者発表
関JAGA新年会のゲーム大会にて見事優勝されたのは池田さんでした。豪華賞品の中からピクショナリーを選択されました。2位は上野(貴)さん、3位は古山さんでした。おめでとうございます。

尚、詳しい集計結果については、JAGAMAGAに掲載する予定ですのでご期待下さい。

2次会:ごにんばやし
2次会はいつもの「ごにんばやし」へ。本当はアクワイアをごにんばやしでプレイする予定だったのですが(計ったように6人席が空いていたし・・・)、ゲーム合宿用荷物に搬入されてしまったため、計画はおじゃんに。

仕方ないので、新年ゲーム会でもらった「12erスティッヒ」をプレイしました。

ノイのようにカードをプレイしていき、場の合計が12かマイナス12になったらカードを獲得するゲームです。

戦略性に乏しく、これならノイをプレイした方がおもしろいというのが正直な感想です。

最近は2次会でゲームするのがブームなようで、他にも2〜3ゲームがプレイされていたようです。本当にみんなゲーム好きですね。

次回の関JAGA通信は、次回例会2月 6日(土)以降、気が向いた時に発行予定。


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