関JAGA通信(97/9/6) 第5号

今月は新入会員が5名も増えました。このホームページを見て来てくれた下辻さん、どうもありがとうございました。また、関JAGA会員募集の宣伝を掲載した「じゃマール」を見てくれた方も2名いらっしゃいました。

こうやって、一人でも来ていただけると大変励みになります。まだまだ拙い内容ですが、ボードゲームの良さを少しでも分かっていけるような記事作りにしていきたいと思っています。

パンケーキゲーム(NORIS)
皇帝陛下の前で、6種類のパンケーキを規定の順番通りに献上したプレイヤーが勝ちになる料理ゲーム。

ゲームは2ステージに別れています。第1ステージの目標はパンケーキを6種類集める事で、第2ステージの目標はパンケーキを並び替えることです。

まず、各プレイヤーは、ボード上にちらばったパンケーキをサイコロの目に従ってコマ進めて6種類集めていくのですが、このサイコロは2面サイコロで、1と6、2と5、3と4のものがそれぞれ複数用意されています。つまり、自分の進みたい目は2分の1の確率で出すことが出来ます。

但し、このサイコロはただ振るのではなく、フライパンの上で振るのです(写真)。

フライパンを振り上げ、見事フライパン上にサイコロが乗れば、もう一度サイコロを振る事ができます。

フライパンには、大中小の3種類があり、一番多くパンケーキを集めているプレイヤーは小さいフライパン、一番しょぼいプレイヤーは大きいフライパンで振ります。大きいフライパン程成功しやすいので、これでゲームバランスを保っています。

フライパンに乗るができなくても、出た目分コマを進めることが出来ます。

誰かが6種類揃えて、皇帝陛下の前に来ると、第一ステージは終了し、並べる順番が一斉に公開され、以降はパンケーキを並び替えるパズルゲームになります。

後藤さんのインストで、小笠さん、谷本さん、上野(貴)さん、私でプレイ。

とにかく、フライパンの上に乗せる事が難しく、勝ち負けより、フライパンを振る事に熱中し、他人の手番では皆が、「練習ボウル、練習ボウル…」とつぶやきながら、フライパンを振っていました。

練習ではうまく乗るものの本番では緊張するのかなかなか乗りません。初めて小笠さんが成功させた時は、拍手喝采の嵐でした。

結局勝ったのは私なんですが、フライパンがうまく振れなかったので、あまり勝った気がしませんでした。

このゲームは、以前東京に行った時、奧野かるた店で小田さんに「もう絶対手に入りませんよ」と言われて購入したゲームなのですが、ドイツ語ルールしかなく、長い間私の押入に眠っていました。今回、後藤さんのおかげで日の目を見ることが出来ました。(後藤さんに感謝!)

アクション+スゴロク+記憶+パズルとゲームのあらゆる要素を取り入れた好ゲームではないでしょうか。

13DEAD END DRIVE(MB)

大金持ちの老婆が死亡したため、12人の相続人の中から、見事遺産相続人になる事を目指す非常に不謹慎なゲーム。

まずは、左の写真を見て頂こう。

いかにもMBらしいコンポーネント!。毎度のことながら、見た目は最高です。

ゲームはこの屋敷内で繰り広げられる遺産争奪戦です。親類縁者を皆殺しにして、最後に生き残った人が勝ちになります。各プレイヤーは、勝つために、危険地帯(暖炉の前、シャンデリアの下、階段の下、鎧のそば等)に親類をおびき寄せ、事故死させようとします。

うまくおびきよせる事ができた時、レバーを引くと、ちゃんとシャンデリアが落下したり、階段が崩れたりする仕掛けになっているのが素晴らしいところです。

舞台設定が舞台設定だけに、JAGA新入会員等にプレイさせる訳にもいかず、bone5、NIK、このゲームのために単身、高松からやってきた吉川(嫁)、私という超ウルトラディープなメンバーでプレイしました。

各プレイヤーは3人の相続候補者を受け持ちます。ゲーム開始早々、私の相続人の一人が、暖炉で不慮の死を遂げたのを皮切りに、次々と人が死んでいきます。最初に脱落したのはNIKさんで、次に私が脱落。吉川(嫁)とbone5さんの一騎打ちになりましたが、吉川(嫁)さんの最後の相続人が鎧の下敷きになり死亡。見事bone5氏の勝利となりました。

実はこのゲームは、屋敷から脱出したり、探偵の捜査等で勝つ方法もあったのですが、皆そんなルールには誰一人として耳を傾けず、人を殺して生き残るゲームと思っていたようです。

ライアーズダイス(ツクダ)

来月のライアーズダイス大会に備え、練習も兼ねてプレイ。私と谷本さん以外は初プレイという状況も味方したか、4人が脱落してタイマン状態の時の残りダイスは互いに無傷で5個づつでした。

その後は予想通り(?)持ち前の力弱さを発揮して、谷本さんに負けました。

谷本さんが抜けて平野さんと交代して2回戦開始。さすがに2回目になると、澤田さん、山口さんの女性陣も厳しいビッドをしてきます。特に澤田さんは、ベテランの平野さんに力負けせず、四つ相撲で平野さんをマットに沈めました。来月の台風の目になるか楽しみな存在です。


スクープ!!関JAGAに 羽生名人登場か?

今回新入会員になられた吉村さん(でしたっけ?)は、とにかく羽生名人にそっくりです。21世紀の棋士、羽柴さんに似ている中野さんのそっくり度と甲乙付け難いといえば、わかる人にはわかると思います。是非、お二人には、新年に「新春お好み対局」をお願いしたいと思います。

ヒゲのお兄さん、どうもありがとうございました。

今回は私がデジカメを忘れたため、ヒゲのお兄さんこと、泉さんにお借りしたデジカメで撮影した画像を使用しています。カメラをお借りしただけでなく、翌日は早朝から撮影した写真を駅まで持って来ていただいて、本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

次回の関JAGA通信は、次回例会10月4日(土)以降、気が向いた時に発行予定。


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