一之江18xx会レポート(2007/11/3)

今回は初めて1860卓が立ちました。

1860
Jさん、Gさん、けろさん、私の4人。

ようやく日の目を見たゲーム。イギリスのワイト島がテーマの18xxシリーズです。
株価4倍アップが魅力。非常にクセのあるゲームで、イリーガルなルールが多くなっています。

トークンやタイル置き換えは列車の運行できる範囲に限られていて、なかなか遠方まで行けません。複数列車を保有している場合、それぞれのルートは繋がっていないと行けません。

運行時、会社の列車1両に限り、他人で封鎖されているトークンを1つだけ通過できるというのもなかなかユニーク。

2列車は£250もするし(3列車は£300、4列車は350なのに!)、設立時に100%資金が入り、半配当が無いのも最近では奇異に感じられる。

 

そのくせ、バンクプールに株があっても会社に資金が入らないので、なかなか資金が貯まりません。


このゲームは株価の変動率の高さが一番の魅力です。配当額が時価の4倍以上あった場合、株価は4ランク上昇するため、収益の高さが非常に重要になります。

最終列車である9列車が誰かに買われた以降に全ての会社が列車を保有した段階で終了フェイズに突入します。

このフェイズは最大で4運行ラウンドあります。各会社(全部で8社)の収益を計算し、一番収益の少ない2社は、次の運行ラウンドに進む事は出来ません。

次の運行ラウンドで、また収益の一番少ない2社が除外・・・となり、最後に残った2社の運行終了を以てゲームは終了します。

つまり、株価の高い会社のみが最大で4運行ラウンドできる訳で、当然株価も跳ね上がる事になります。よって、如何に最終ラウンドに高配当の路線を構築するかが重要なゲームといえます。

今回の私の会社は序盤の設立が遅れた上、ことごとく列車を廃車にされて、非常に苦しい展開。いっそ1社も建てない方がマシだったのではって感じでしたね。

このゲームでは6列車以降がパーマネントなので、4列車の前後の展開が非常に緩やかになりました。ここで大きな列車を持てなかったのが最大の敗因。どうせ廃車になるのなら、3列車2両とかの方が良かったかも知れません。

結局はこの中盤の折衝で有利だったJさんの快勝でした。これに懲りず、またリベンジをしたいと思います。

1846
Yさん、月斎さん、hatsuさん、Gさん、私の5人。

個人会社は港とトンネル。文句なし。MSを$90で購入し、MEATを持つ月斎さんが有利な感じ。私はB&Oを$70で4株。3列車が買えないとショボいのですが、3列車を買うと吸い込みができないので、さすがに1両は残ると思いました。2両残っていたので、まずは安心。

シカゴは当然入れないので、St.Louisを目指す事に。イリノイのGさんとトークン状況が同じだったので、協調路線で進めていく。イリノイは財務状況が良いため無理しても株を購入した方が良いと考えました。

今回中盤の5列車の攻防が勝負を分けました。GTのhatsuさんは5列車購入のため無配して購入しましたが、その結果株価が落ち込んでしまいました。

私は次のストックでここがチャンスと自社株や優良PRRを売り、イリノイとGTにポートフォリオを集中。これが結果的には勝因でした。GTはそこからめざましい成長を遂げ、株価が暴騰。月斎さんの追撃を交わす事が出来たのは、このGT株のおかげといって良いでしょう。今回は展開に恵まれました。hatsuさんのおかげです。

しかし、今回一番ビックリしたのは、3時間半で終わった事です。慣れてきたせいもあるのでしょうが、3時間半で終わるという事は蒸気とほとんど変わらないという事になりますね。それでいて、充分上級者も楽しめ、毎回展開が代わるポテンシャルの高さを考えると、現時点では一番面白い18xxシリーズというるのではないでしょうか。私の中では最上位に位置するゲームになりました。



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