HAL99さんゲーム会(2021/02/28)

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Faiyum [BGG]

久しぶりのゲーム会で、個人的には今年初。緊急事態宣言下ということもあり、少人数個室プレイです。やざわさん、まおさん、HAL99さん、私の4人。

記念すべき今年の初ゲームは、やざわさん持ち込みのFaiyum。フリードマンフリーゼのデッキビルド系ゲームです。

手番にやることは、カードを出す、カードを買う、カード回収の3択。カードを出す場合、初期手札5枚のうち、3枚はFarmerという、労働者を配置して1リソースを得るカードなのですが、あとは3リソース払って植民地建てる(3VP+3金)のと、2リソース払って橋を建てる(3VP)アクションです。

初期資金は4金。カードは何が良いのかわからないので、とりあえず、Farmerを出してリソースをためていくことに。

ただ、3手番使ってリソース集めて、ようやく植民地が打てるので、これは遠いなあと感じました。

カード購入は場に並んだ8枚中4枚が購入可能。それぞれのカードには通し番号が振られていて、昇順に並べてられます。つまり、強いカードがあとから出てくる仕組みになっています。

カード回収すると、「3-残り手札」のお金が入るので、そのときの手札が2枚以下なら、お金がもらえます。

また、場から労働者を2人まで回収できるのですが、それをすることで2金もらえます。この時は、これってどういう意味があるアクションなのかは全く分かっていませんでした。

その後、カードを回収するのですが、このゲームでは、プレイしたカードはプレイ順が重要にスタックしておく必要があります。それを先入れ後出しで3枚まで回収できます。もっと回収したい場合は、1枚につき1金払わなければなりません。つまり良いカードほど先に打ちたくなりますが、そうするとスタックの奥底に沈んでしまい、回収が困難になりますw

プレイしていくうちにだんだんバブってきます。もらえるリソース数も多くなり、初期のFarmerは早く処分したいカードになりますが、普通のデッキビルドと異なり、回収カードは3枚までなので、デッキが薄まる心配がないのが良いですね。

ゲームはHAL99さんが終始先行して進んでいたのですが、私が1手8VPのカードを購入してリソースに転換し、これを2回発動できたことと、ゲーム終了はラストの10VP+6VP+3VP+0VPのカードを取って抜けるのですが、1手違いで6VP取って抜けられたのが大きく、僅差でHAL99さんを交わして勝利!

いやあ、これは面白い。カード効果がよくわからないままプレイしていたので、また再戦したいです。


Magnolia [BGG]

毎手番0〜2枚のカードをプレイして、3x3マスに9枚カードをプレイしたターンにゲーム終了となるお手軽国産ゲーム。

詳しいルールはアークライトのページから見ていただくとしてって、【2021年3月11日発売予定】。まだ発売されてないのか...

まずは1戦目。手札が信仰トラックを上げるカードが多かったので、信仰寄せに。信仰値によったVPもらえるやつをいろいろ取ったのですが、信仰トラックを上げるカードって概して戦闘力が弱く、戦闘でのVPは全く取れず。さりとて、1VP*信仰レベルみたいなカードばかりでいかにも小粒。戦闘力が無いものをカバーするには到底及びません。

あとビンゴ賞狙いもイマイチで、揃えたものの、3金とか信仰値上げとか効果がかぶったりで、狙うべきラインが違いました。

最も、信仰に寄せていれば、揃うラインもそういう傾向のものになるのは自明でした。お金には苦労しなかったので、高額の信仰カードとかを引いていかなければいけませんでしたね。ということで完敗。

気を取り直して2戦目は、重い手札。ゴブリンとかゴーレムとか戦闘系のカードばかりでした。これらは戦闘力は多いものの、コストが高く、技術レベルや信仰レベルはからっきし。VPフェイズに1VP x 戦闘力4以上のカードというのが2枚あったので、戦闘力4以上のカードをひたすら出すことにしました。

今回は戦闘オンリーカードだったので、戦闘でVPを取り、戦闘でポイントもらえたら+1VP効果とVPフェイズに例の4戦闘力以上のカードによるVPを獲得し、プレイカード枚数は最小なから40VP超えで勝利。

これも、手軽で面白い。同時プレイでダウンタイムもなくサクサクブレイできます。これは良いですね。もうじき発売ですから、みなさん買いましょう。


Knock Knock Dungeon [BGG]

ダンジョン探検してラスボスの黒騎士を倒すことが目的の協力ゲーム。

各プレイヤーが順番にカードをプレイしていくのですが、カードの4隅には数字が書かれていて、カードプレイ時にはこれら4隅のカードのいずれかを覆うようにプレイしていきます。カードは空部屋カードかクリーチャーカードのいずれかです。

クリーチャーをプレイした場合、カードに描かれた数の時計マーカーをカードに置き、手番ごとにマーカーを除外、これがZEROになる前に退治する必要があります。退治方法は、4隅の数字の合計が5以下になればOKです。ZEROになったら即負けです。

空部屋カードは低い数字が多いのですが、アップデートした結果、6以上になったら即負け。これを避けながら山札の最後に入っている黒騎士4-4-4-4の最強ラスボスを退治すればプレイヤーの勝利となります。

1戦目はカードのめぐりが悪く、手札が全てクリーチャー。クリーチャー退治ができず、あっという間に負け。

2戦目手札は全てが空部屋というスタートで、他のプレイヤーも周りは悪くなく、退治→クリーチャー→退治→クリーチャーという良い循環で進み、ラスボスも難なく倒して勝利。

今回は砂時計無しでプレイしましたが正式には砂時計付きでプレイするようです。ただ、個人的にはリアルタイムゲームは苦手なので砂時計使用しないほうが良いと思いました。


Wingspan: Oceania Expansion [BGG]

Wingspanの拡張。このゲームは非常に相性が悪く、いつも卵戦線で出遅れて大敗という苦い経験しかありません。

HAL99さんによると、オリジナルは卵比重が大きすぎるため、それを是正するルールになっているとのこと。カードも大量に増えて、テラフォーミングマーズをプレイしているような気分になります。

この拡張では、花蜜という新しいリソースが増えています。要はオールマイティなのですが、そのラウンドで使用しないと消えてしまうものになっています。ダイス目のいくつかで、この花蜜が並用されていて、リソース事故が起こりにくくしているのが良いですね。かといって、(消えてしまうので)花蜜ばかり集めにくいのも、強力すぎないようにする良い塩梅なリソースになっていると思います。

初期の手札選択で、「75cm以下の取りの場合、下に埋める」というカードを2枚取ったのですが、これが敗着。1リソースで1枚出せるので序盤向きではあるものの、いかにも弱い。そもそも序盤の忙しい時に同じ効果のカード2枚とるかー。アグリコラでいえば、特に良い職業があるわけでないのに初手で畑。2手目に麦とるようにものでしょう。

もっと強いカードやリソース補助カードを取ってインフラ整備しないと意味ないでしょう。序盤はインフラ整備といつもいっているのに、出しやすさにこだわった失着と言えます。いくら効果使えるからって、1VP増えるだけですからね。しかも1枚ならまだしも2枚も取るかー。

更にですよ。やざわさんに誰かがカード埋めたら自分も1枚埋めるという効果の鳥を出され、私の渾身の埋めを完コピーされてしまい、これで終戦です。

相変わらずの卵不足で、卵アクションを余儀なくされるは、卵アクションしたら卵もらう例のカードを出されて、踏んだり蹴ったり。やざわさん圧勝かと思いきや、密かに目的カードを4枚も取っていた、まおさんの圧勝でした。

どうも、このゲームは相性悪いのですが、ゲーム自体は実に面白かったです。さすがはBGG8.6は伊達ではありませんね。またやりたいです。



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