HAL99さんゲーム会(2019/05/02)

Roads & Boats [BGG]

GWにふさわしいビッグゲームであるRoads & Boats。久しぶりのプレイとなりました。HAL99さん、やざわさん、私の3人。

今回はルール確認も兼ねて、インタラクションのないマップでとりあえず進めてみましょうと初期シナリオよりWorlds Apart選択。各プレイヤー牧草地5鉱山3森2岩場1砂漠2という地形。

インスト時、初めはSawmillとQuarryとWoodcutterを建てないと詰みますよと私が説明したにもかかわらず、私自身Woodcutter*2、Quarryを建ててしまい、即終了でやり直しに(すみません)。このようにちょっとした見落としが即ジエンドになる恐ろしさがこのゲームには存在します(笑)

私は本拠地繁殖を諦め、森にWoodcutter*2、本拠地にSawmillを建てました。本拠地はワンダー素材の提供元になるため、運びやすくなるかなという程度の思いだったのですが、意外と木材が必要になり、僻地に建てた人は物流で苦しみました。

やざわさんは早期にWagon Factoryを建設し、スイスイ移動してましたが、これを尻目に私は早期にロバを5頭体制にして、移動力の少なさを物量でカバー。道路網が整備されるまでは我慢のロバプレイです。

リサーチですが、今回は狭いマップで海もなく、必要そうなのは「新しい坑道」位と判断し、ガチョウはワンダーの餌と割り切りました。鉱山が枯れたら新しい坑道を建築することで金を補充していくことができます。

とにかくこのマップではワンダー以外は同時プレイで進むため、さくさく進みます。皆それぞれ1つ位はワンダーに捧げものをするため、あっというまに中盤戦。

鉱山は2つに留め、造幣局と製紙工場を建てた後、僻地に株式市場を建設。私が2枚目の株券を生産したところでタイミングよくゲーム終了。なんとか勝利できました。

長時間ゲームというイメージがあるゲームですが、インスト除いて3時間強。ちょっと重めのゲームをやる程度でプレイできたのは大きな収穫でした。

インタラクションがあまり好きでないメンバーでプレイする場合は、シナリオマップより適当に切り取って等分してプレイするのも良いかもしれません。そして慣れた頃合いで、通常マップにプレイしてみるとよいでしょう。合宿があれば持っていきたいゲームのひとつですね。


Big Shot [BGG]

外周にランダムに4色のうち4つずつ置かれたマスのキューブをボードに配置する競りゲーム。

競り勝ったキューブはボードの任意の地域に配置できます。7つ溜まった時点で決算。同数バッティング。つまり、赤2白1黄1とたまっている状況で、黒2黄1赤1のマスがあり、それに競り勝った白プレイヤーは黒2黄1をこのエリアに突っ込むことで、勝利することができます。1エリアはだいたい10〜20点なので、これを踏まえたセリが必要です。

ちなみに借金をすることもできますが、不足時10金借りることができます。但し、借りたタイミングで1借金引かれます。以降借金する度に1金ずつ利息が加算していきます。

ゲーム終了時、2か所は保有してないとゲームに勝つ権利がありません。

私は一か所しかとれずに失格。

この手のゲームはかなり好みが分かれます。プレイヤーがゲームを作っていく感じなんですよね。ちなみに私は大の苦手でして、手が上がる寸前でした。。。


Nubia:Ancient Kingdoms of the Nile [BGG]

ピラミッドのようにカードをだんだんに積み上げていくゲーム。

このゲームでは、サンファンの要領でコストを払ってカードをプレイしていくのですが、カードはピラミッド状に積み上げていきます。そして配置した結果、そのカードを起点としてハの字に効果が波及していきます。

たとえば、以下のような感じでカードをプレイしていき、"z"を今置いたとすると、a1b3のカード効果が発動されます。上に置けば置くほど得点も高く、得られる効果も大きくなっています。

=======
__z____
_a_b_c_
1_2_3_4
=======

但し、カードをプレイするには、カード固有のコストと配置のコストの両方が必要で、配置のコストは段数分、プレイのコストは不足リソース分*段数分必要です。この場合、"z"に配置するには、3段目なので3金必要です。プレイのコストというのは、たとえば"z"のカードに麦1木1鉄1が必要だとして、a1b3から産出されるものに麦木鉄が不足していた場合、3段目なので不足リソース*3金が必要となります。

しかし、こうやって苦労して出せば、また上段にプレイした時、効果が累積されます。今までありそうでなかったこのシステムはかなりいけます。

このゲームではこのほか貴族カードやピラミッドカードという、逆ピラミッド配置する特殊カードがあり、これらは神殿の地下に配置する逆ピラミッド型になっています。当然ハの字上向きに発動することになります。

どうすれば最大効果が発揮されるかという事を考えながらプレイしなければならないという、見た目のコンパクトさからは想像できない重厚なシステム。素晴らしいの一言に尽きます。

まあ、カードの効果がわかりにくいとか、各プレイヤーごとの特殊能力に一貫性がないとか、気になる点はあるものの、とても面白いゲームだと思います。



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