HAL99さんゲーム会(2019/02/09)

Age of Steam Expansion: 20,000 Rails Under the Sea [BGG]

久しぶりの蒸気ですが、今回は蒸気の時代拡張である、海底20000マイルマップです。4人。

完全にルールを忘れており、一からインストしてもらいました。

このゲームはタイトルが示す通り、海底都市を求めて深く掘り進んでいき、そこから得た財宝を地上の都市に売りに行く形式になっています。なので、ボードはなく、スタプレ及びアクションで海底都市を置いていく方式になっています。つまりゲーム開始時点では、全貌がわからず、探検しながらルートを構築していくことになります。

とりあえず手探り状態でのプレイです。海底都市アクションは良いですが、+3かかるので序盤には選択しづらい。

なので素直にロコでリンク上げ。とにかくリンクを上げて収益力を上げるとともに支出を抑えなければなりません。

セリはつっぱらず、海底都市選択は控えめにしました。

このゲームでは、だんだん運ぶ荷物が枯渇してくるので、とにかくリンクを上げ、運ぶ時には高収益になるようにしました。

とはいえ、リンクばかりあげても都市を経由しなければならないので、都市化アクションでどんどん都市に格上げして、各駅停車で運ぶようにしました。

結果、収益では負けていたものの、借金の少なさが功を奏して辛勝。

BGGによると、限定180セットなんだとか。貴重なマップで楽しめました。


Trump, Tricks, Game! [BGG]

4ラウンドから成るトリックテイキングゲーム。

3ラウンド目までは、6ニムトの逆(牛マークを集めればよい)のような普通のトリテなのですが、ポイントは各プレイヤーが4人プレイの場合、12枚の手札で3トリックまでしか勝てません。そして勝ったトリックのカードがそのままその人の手札になります。

ちなみに4トリック目以降は勝負にまったく関係なく、手札を捨てるだけになります。なので序盤はローカードだらけで誰も先に勝ちたくないブラックレディ的なプレイになり、3トリック目をとらされるのを"卒業"と言ってました。

最終ラウンドはとれるトリック数に制限はなく、思う存分トリックがとれます。

最終ラウンドはとったカードのスート毎のポイントや切り札も決まっているので、それまでの3ラウンドは如何に最終ラウンドを戦うかの準備にすぎません。

で、私は3ラウンド目まではなんとなくポイントをとってトップ目だったものの、最終ラウンドで痛恨のロボコン(0点)で最下位に沈みました。いかに戦略無くプレイしていたかがわかる転落劇でしたね。。。

面白いゲームだとは思いますが、私では勝てないだろうな。


Valparaiso [BGG]

チリの港町を舞台に、内陸の村と海外の間を行き来して物資を交換し、勝利点を競うゲーム。

このゲームはアクョンカードをプロットし、順番に実行していくのですが、あ・・やっぱこっち使いたいかもと思えば、その位置に記載された資金を支払えばアクションすることができるようになっています。この制限の緩さは好感できます。

基本的には海外との取引か内陸で取引するかのどちらかなのですが、初期リソースを選択する際、海外は3種類、内陸でワーカー増やすのは1種類しかないので、内陸路線にしました。

内陸の場合、送り込んだ人が多いほど、そのアクションを複数回プレイできるので、有効アクション大量実行が良いのですが、そういうアクションは先に実行されてしまうので、空振りのリスクが大きかったです。序盤はリソースが欲しいのに私が家を建てた場所が5金⇒1VPというあまり魅力的な場所でなかったため、増やしたワーカーが有効に活かせません。

こりゃあ負けやなあと思いつつ、何度かしているうちに来ました。絶好のタイミングが。大量にリソースもらえるものがきて、しかも私しか人を送り込んでいない状態だったので、これでリソース獲得してようやく海外取引に向かいます。

船アクションなんでプレイしたことないものだから、やざわさんに確認しつつカードを購入したら、なんと次のラウンドでもう終わります宣言が。

ここで大量に獲得したリソースが奏功しました。リソース換金して、村に派遣してVP転換(6VP)。前ラウンドに獲得したカードで10金⇒1VP変換x3(3VP)、カード購入(3VP)、荷積み(1VP)でなんとかまくることができました。

今回は完全に運に助けられました。中央市場も船も捨てて、もっと村特化戦略でプレイすべきでした。

これはかなりの好ゲームで非常に楽しめました。


Crusaders: Thy Will Be Done [BGG]

ゲームタイトルとかコンポーネント見て、うわあ戦闘系かとか嫌な予感がしたのですがインストを聞くうち、マンカラシステムを採用していることがわかり、危惧であることがわかりました。持論で「マンカラに外れなし」というものがあり、かなり安心して聞くことができました。

マンカラでは選択したアクションをするのですが、アクションは撒いた先ではなく、撒く前の個数がやりたいアクションのパワーになっています(素晴らしい)。いろんなアクションがあるのですが、Build(建てた種類のアクションパワーが蓄積)と祈り(ささげたパワーがそのままVP)が強そうだったので、これを中心にプレイすることにしました。

HAL99さんがオリジナルルールだと、祈りばっかりするのが強すぎるので、祈ったら移動しないと祈れないオプションルールを入れてやることになりました。

私は、そりゃあBuildしまくればええやんとBuild効果を貯めていったのですが、これが大きな落とし穴でした。ていうか、おそらく典型的な素人がやりがちなミスでした。

そもそもなんで、他のアクションがあるのかをもっと考えるべきでしたね(笑)。

序盤はどの地形でもBuildできるのですが、みんなBuildするので、だんだんBuildできる土地が無くなっていきます。

で、敵がいるエリアに入って、敵をやっつけて建てていく必要があるのですが、軍事力が全くねえ。

私が無視していたMuster(軍事力上げ)とCrusade(攻撃)アクションをやってなかったため、敵に歯が立ちません。

遅まきながら軍事力を上げていきますが時すでに遅し。そんなことやるくらいならBuildはあきらめて、移動⇒祈りを繰り返してVP獲得すべきでした。どうもこのあたりの大局観がないのはダメですねえ。

という事で中盤以降の大失速で敗北しました。しかし、これは面白いですねえ。素晴らしいです。またプレイしたいゲームです。



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