骨折大王宅 ゲーム会報告

関西の(というより日本を代表するといっても過言ではない実力を持つが一般的には無名の)ゲームクリエイター骨折大王ことbone5さん宅で行われたゲーム会のレポートです。

本日集まったメンバーは、bone5夫婦の他、岡嶋さん、古山さん、babu-さん、山本さん、私です。

オーナー紹介
bone5さんの家は、南海電車「千代田」駅からバスで数分という閑静な場所にあります。今年、めでたく結婚され\(^o^)/、ここに引っ越してこられました。

左の写真がオーナーのbone5さん。bone5さん宅にあるゲーム工房での写真です。

部屋には所狭しとヨーロッパ系のゲームを中心に、様々なボードゲームが並べられています。写真には写っていませんが、音楽CDも大量においてありました。

写真左下には、現在バージョンアップ中の「ストーンサークル」が見えます。次回の関JAGA例会には出来上がる予定とか。今から非常に楽しみです。


Zoff in Buffalo
私がbone5家に着く直前、丁度メビウスからゲームが届いていました。ルールを読んで、さあ、プレイという時に到着した事になりますね。何てタイミングが良いのでしょう。そのメビウス便の中から、取り出されたゲームの中の一つがこれ。より多くの牛を、牧場の中に入れるゲームです。

配られた「牧場カード」と「牛カード」を使って、牧場に牛を入れようとしますが、牧場にも収容数に上限があるため、バッティングが発生します。

このバッティングの解決方法が独特で、まず、既にその牧場に牛を置いている人から牛を置く権利があります。牛カードに書かれた数だけ牛を置くことができるのですが、牛を置いた結果、同数になるような置き方はできません。例えば、古山さんが4頭、bone5さんが3頭、私が1頭置いている状態で、私が3のカードを出した時、私は1頭しか牛を置くことはできません。

牛を置いていない人同士がバッティングした時は、頭数の少ない人から置く権利があります。

どこかの牧場が埋まった時、決算が発生します。決算では上位何名かにボーナス(好きな牧場に牛が置ける)がありますが、一番多く置いた人には、大抵少ないボーナスが設定されています。

このボーナスが意外に重要で、未開の牧場に牛を置く(唾付けと表現していました)事により、発言権を高める効果があります。カードは皆同数で同じカードが配られているため、運の要素は少なくなっています。

このゲームで一番の痛恨は、自分が牛を置く前に、他人に牧場を埋められる事です。そのため、牧場内に牛を適度に配備し、発言力を高める必要があります。

私は1度、この痛恨を経験したものの、運良くボーナスを多くとる事ができたため、勝つことができました。テーマやコンポーネントはほのぼのとしていますが、なかなか歯ごたえのある好ゲームです。

アクワイア
女性が2名いるので、ちょっと不向きかなあとも思われましたが、定番ゲームですし、第一回WGGアクワイア暫定チャンピョンの古山さん(写真)が参加しているという事でアクワイアをプレイしました。

途中、アメリカンの株を買わなかったのが痛恨の敗着で、みんな資金無し状態の中、たった1枚しか買わなかった、古山さん、山本さん、隈河さんに筆頭ボーナスをとられた事でゲームは終わりました。

近来まれにみる大敗北で、こんなプレイをしている様では、鮎川さんとは対戦できないでしょう。

勝ったのは岡嶋さんでしたが、終局後、山本さんに感想を聞くと、予想通り何がなんだかよくわからなかったとか。このゲームのおもしろさが解るのは濃い人だけなのでしょうか。


ボナンザ(+拡張セット)
自分の畑に様々な作物を植える農業カードゲーム。

このゲームは交渉(といっても、モノポリーのようにシビアなものではないが)が中心のゲームですが、必ず誰かが助け船を出してくれるので心配は無用(といっても彼らは自分が得するように誘導しているだけですが)です。

今回は7人プレイだったので拡張カードを使用。場に多くの作物が植えられ、交渉もスムーズに進みました。ただ、4枚しかないレアな作物を植えたbabu-さん、なにげなく行ったプレイでしたが、後に古山さんに手札から3枚プレイされて愕然。畑の一つがホールドされどうしようもなくなってしまいました。

私はこのゲーム、今回で2度目のプレイですが、初心者や女性を交えてプレイするのに向いたゲームだと思います。

ライアーズダイス
このゲームをする直前、babu-氏が体調不良で帰宅。日頃の激務がたたったのでしょうか。ゆっくり静養して週末に備えてもらいたいものです。

さて、ライアーズダイス。山本さんは初プレイではきつかったか、早々に4つダイスを失い、2ゲーム目で脱落。最後は私と岡嶋さんの対決。

ダイス2個の岡嶋さんとダイス5個の私では、圧倒的に私が有利のはずでしたが、連敗し完全に追いつめられ、そこで大長考。何とかクリアして勝ちましたが、「プレイするより見ている方がおもしろかった」とは局後の山本さんの弁。見せるゲーマー(?)としては、強いと言われるよりも嬉しい誉め言葉です。


チェーテン (↓↓bone5さん、相変わらずカメラ目線だ)
中国ドミノ「天九牌」を使って行うゲームの一種「チェーテン」。

4人プレイ専用だと思っていたのですが、6人でもプレイできるんですね。知らんかった。

このゲームでは、牌を出せない時に「ぷっしゅぅぅぅぅ」というのがお約束になっています(インストでもbone5さんはそういってました)。「しょぼー」と同義語なのですが、「しょぼー」が汎用的に使われるのに対し、「ぷっしゅぅぅぅぅ」は、何故かこのゲームにしか使われないようです。

ゲームが終わった時、私の手持ちチップは配給原点。どうやら接待チェーテンプレイだったようです。

という事で、新婚のbone5さん宅にお邪魔してのゲーム会でしたが、何というかほのぼのとしていて、 非常にくつろげました。私の家から少しばかり遠いのが難点ですが、また参加させて頂きたいと思います。


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