第3回 1830+蒸気の時代ゲーム会(2006/9/18)

最近定番化されつつある、1830+蒸気の時代例会です。
本日は6人集まりました。6人プレイは久しぶりです。5人と違い、かなりシビアな展開が予想されます。

1830
まずは1830。メンバーはYOKさん、Onakaさん、すいせいさん、軍司さん、せみさん、私の6人。
今回は4人プレイという事で、初期資金は$600です。

【プライベート会社】
1830は6人だと400ドルしか無いため、自立で会社が建ちません。よって、通常は、協力体制が無い限り、PRRとB&O位しか建てられません。

そうなると、高額の個人会社を買うより、何も買わないか、PRR自力が狙えるC&SLに留めておくのも一法。もしくは固く行くならB&Oでしょうか。

ただ、そんな事ばかり言っていると、高額個人会社でプレイできなくなってしまうので、メジャー3社が空き家なら、とりあえず乗っていくつもりでゲームに臨みました。

プライオリティはYOKさん。いきなり馬をワンします。確かに6人だと前述の事情があるので正着かも。すいせいさんが、D&H、OnakaさんがC&Aに乗り、軍司さんがパス。400ドルでB&O購入に的を絞ります。

このように、明確なビジョンを持って臨んでいるのが素晴らしい!。YOKさんにしろ、軍司さんにしろ、慣例でいくと、やりにくそうな手を思い切って打てるのが良いですね。こういう好敵手がまわりにいるのは非常に恵まれた環境といえます。

私は空き家のM&Hに乗ります。私がこの会社をビッドするのは非常に珍しい事です。だいたいD&HかC&Aですからね〜。

せみさんは、仕事するんか〜と、C&Aに乗り、以下混沌とした展開に・・・。結局、以下のようになりました。

  会社 価格 会社 価格
YOK SVN&RR 20 D&H 80
水星 C&SL 40    
onaka B&O 220    
軍司 なし      
M&H 125    
せみ C&A 185    

【序盤】
軍司さんの手番で、まずはB&Oを購入しました。ここで私は様子見でパスをしましたが、これは敗着。B&OかPRRを買うべきでした。これは、PC版1830のクセが出てしまってますね。

パソコン版をプレイすると実践が弱くなると言うアクワイアと同じ症状です。その理由は後ほど明らかになります。

せみさんも様子見します。次にYOKさんがNYNHを購入。これもかなり思い切った作戦です。すいせいさんはPRR、OnakaさんはB&O、軍司さんもB&O購入です。

私はここでも素直にB&Oを買うべきでした。何故買わなかったかというと、B&Oは株価が高いため、暴落するとその株価のリカバリに時間がかかるため、NYNHのように下値不安の少ない株を買うべきと考えたからです。PC版でコンピュータにされているため、会社立ち上げが遅れる事を懸念しました。その理屈からいくと、PRRでも良いのですが、初期Revenueの少なさがあげられます。ただ、これも裏目になるのです・・・。

で、私はNYNHを買う事になりますが、これも大悪手。自力で立たないNYNHを何も真っ先に買う必要はありません。私が買ってしまったために、ばたばたとNYNHが買われてしまい、YOKさんは4株社長。今後の悲劇を読めていないのだから、情けないですね〜。

私はNYNHを3株、PRRを1株買いました。正直、このファーストストックで全てが決まったと行って良いでしょう。私はこの段階で終わっておりました。

運行ラウンドで、特にB&Oと協議はなされていなかったのですが、PRRは下向きにタイルを置きます。B&Oはそんなおいしい思いはさせないと、Xは置きませんでした。しかし、すいせいさんの一回しゃがんでも高配当が取れる方が良いと判断した大局観は正しかったようです。これで、B&O、PRR共に$200は取れる高収益路線が確定です。

私は、次のストックでNYNHを売り、最後のB&O購入のチャンスがあったのですが、これを見送ります。
そりゃ、この時点では自分では良いと思ってるんだから、当然といえば当然。

【中盤】
3列車が出てからというもの、NYNHがほとんど配当しなくなります。YOKさんにしてみれば、個人会社2つ保有しているし、4株しか持っていないんだから当然。一方の会社を持たない私にとって、これは致命的です。

自分で会社を経営していれば、配当/無配はある程度予測できますが、会社を経営していない場合は、確実に配当してくれる会社の株を買わなければなりません。

その意味では、B&Oが最適です。まったく個人会社を持たない軍司さんは配当するしかない訳ですから、その会社の株を買うのは当然です。完全に眼が曇っているとしか思えませんね。

とにかく収入は無い上、会社はどんどん設立されていく最悪な展開になりました。

【終盤】
ようやく私に1社建てられるチャンスが巡ってきました。
しかし建てるためには、全ての株を売らなければならず、それは敗北を意味します。

しかし、建てなければ下家のせみちゃんが高値で会社を設立してしまいます。
ここは負けても、会社を建てて、$220抜き、その資金で勝負すべきと考え、英断します。

結果的には、この段階ではもう手遅れで、勝つ見込みはほとんど無く、どうやって死ぬか、自殺方法を検討する悲しい作業を考え始めました。

私より先に5列車の無い、OnakaさんかYOKさんが飛んでくれる事を願ってのプレイになりました。

私のこんな願いも虚しく、YOKさん、Onakaさんとも血を吐きながらもDieselを購入。私は、微妙に飛ばない状況だったので、山に線路を引き、トークンの無駄使いをして、自害致しました。久々のぶっ飛び負けです。

結局、我慢のB&O経営の軍司さんが勝利、すいせいさんが2着でした。今まで、楽なプレイばかりやってきたので馬脚を現した感じです。完敗でした。

しかし、6人プレイは厳しいからと敬遠気味でしたが、6人でプレイしないと力がつきませんね。
日本選手権も6人プレイだった訳ですから、もっと実践をふまないとだめでしょう。


Age of Steam
初版で拡張版無しの6人プレイです。

6人だと、ビッドがかなり厳しくなります。特に、ロコとアーバニを取ろうと思うとかなり辛い。今回もそんな展開でした。ビッドはほとんど4以上。私は以前から無借金経営でしたが、これを行うとゲームが作れない分、安定的に勝ちを拾うのは難しい。

私はほとんど取った事が無いのがパス権です。しかし、これはもっと評価すべきでしょう。パス権を取れば、だいたい悪くても2位には滑り込める事が多い訳で、そうするとロコかアーバニが2回に一回取れる算段になります。

苦労してビッドするより、どうせなら全てオリで、パス権+アーバニ+パス権+ロコという作戦はあるかも知れない。一度試してみますかね。

今回私は、初手2ビッドで、オリで1金支払いで好位キープ作戦にでます。初手ならそうビッドすべきところでしょう。ロコが取れた上、2リンクのところに引けて荷物を2つ運べるという理想的な展開になりました。

しかし、ここからうまくいかないのが、最近の中日と同じ私の弱いところ。荷物が全く湧かないし、運び先も無い。高リンクにこだわりすぎて、荷物を軒並み枯らされ、干上がってしまい、屈辱の収益トラック減少。

こうなるなら、First Moveは是が非でも取らなければならないのに、それが出来てない。
希望的観測・成り行き任せ戦法だったので、一番嫌だなと思う手を指されて完璧に詰んでしまいました。

それでも最後、高リンクを活かして追い込みますが、中盤の失点が大きすぎて惨敗。力の無さが露呈しました。

最近、全く良いところ無いこのゲームですが、こいつも購入して研究しないといけないんですかねぇ。



トップページへ戻る  1つ上のページへ戻る  1830のページへ戻る