尼亭ゲーム会レポート(2006/07/29) 第33号

Ekonos
久しぶりの尼亭参加です。今回は最近のマイブームである、スペインゲーム特集です。まずはekonos。最近のヘビーローテーションゲームです。

メンバーは姉御、上野弟、MIZさん、若野さん、私の5人です。

このゲームが他人と協力することが重要であるという事を今日ほど痛感させられた事はありません。姉御は上野弟の虎の威を借りる恫喝外交を展開。

私もMIZさんや若野さんと同盟を結びますが、いまひとつ結束力が無く、姉御・上野弟同盟のやりたい放題。

私の人徳の無さと、中途半端な戦略が仇となり、惨敗でした。

最後は姉御に説教を垂れられる始末。一方勝利した上野弟と僅差の姉御は終始上機嫌(そりゃそうだろ)でした。

特に姉御はこのゲームがたいそう気に入ったご様子で、定価のEUR38でも買いたいといってました。

姉御がここまで気に入ったのは久しぶりで、puppiさん宅、SGC、尼亭と3箇所で高評価ですから良いゲームなのでしょう。

今回はやはり、上野弟のゲームセンスが卓越でした。やや出遅れ感があったβ社ですが、2株の状態で購入を止め、地道に開拓して、参入を待ち、共同開発。要所で防御して会社を守るのは、定跡手順といって良いかも知れません。

今後もいろんなゲーム会等行く機会があれば持ち込んで布教活動をしたいところです。


Agora Barcelona
もうひとつのスペインゲームですが、こちらはルールを聞いただけでは面白さが伝わらないゲームです。

基本的には、ミープル配置→ミープル移動の繰り返しなので非常に地味。

ただ、どうやって効率的な場所に置くかが重要で、漫然とプレイしていたら、全く面白さがわからないでしょう。

左隣のプレイヤーから手札を取る=麻雀でいえば、ポン・チーが活用できるかどうかがポイントになります。これに気がつくと、このゲームの奥深さがわかり、最終5ラウンドの大人の時間が非常に楽しく思えてきます。

私は今回僻地の2箇所をがっちり固め、他人に無力感を与えて置き、どこか別の場所を全力で取るという作戦を採用しました。作戦としては非常に良かったのですが、その僻地の2箇所にあまりにも兵力を送り込み過ぎました。

もっと、少なめにしておいて、拠点を重点的に攻めなければいけませんでした。
結局、またしてもこの攻防で上野弟に破れ、上野弟の連勝。

ekonosほどではないにせよ、ゲーム終了後も早速感想戦が開始。このゲームの改良案とかも飛び出して、悪い印象ではなかったようです。

このゲームで使用するミープル(カルカソンヌ駒)ですが、男女の駒に意味無く分かれているので、これを活かしたバリアントなどがあれば面白いかも知れませんね。

結論ですが、このゲームを愉しむには是非マニア同士が良いです。なので、こんな僻地のHPを見て下さる様な方にはオススメではないかと。



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