尼亭ゲーム会レポート(2005/10/29) 第28号

Cartel
尼亭初デビューゲームです。私最近このゲーム結構プレイしているのですが、これだけ参加率の高い尼亭で初プレイとは意外。MIZさん、姉御、babuさん、私の4人プレイです。

不公平感均衡のため、初期資金$20にしてみました。

私の手札は$20が3枚、しかもprofitが$2のばかり。つか〜ん。
株価が$10と$20では、かなり大きな差があるんですよね。

しかも十三不搭みたいな手材料。やっとれん。といって、オークションに活路を見いだすも、時価総額の高い方たちに資本主義パワーで圧倒され、いいところなし。

序盤で$250を競り落とした姉御がダントツで勝利しました。

勝った姉御が面白いと感じてもらったのはともかく、他の惨敗組にも好評でした。

負けて面白いゲームは本当に良いゲームです。

姉御を阻止する事は今回はできませんでしたが、初期手札$20は悪くなさそう。 あと、1枚は$10の企業を入れるというのも次回試してみたいと思います。

最後になりましたが、前回プレイ時、オリジナルの駒ではなく、ダイソーチップを提唱してくれたmoonさんに感謝します。プレイアビリティが向上し、大変助かりました。


Spekulation
オリジナルは入手難のため、クローン版です。

姉御お仕事中につき、3人プレイです。
ルール確認していたらお札がない事に気づき、モノポリー札を借用。

株の枚数も購入タイミングもかなり限られており、センスが非常に問われるゲームです。

ただ3人プレイだとかなり厳しい。独り立ちした時に何も出来ない。

今回は中盤、誰も保有していないドコモ株が独歩高する展開になりました。

値嵩株は買いづらく、かといって、誰も痛まないので、下げる工作をする余裕もない状況。結果としてドコモ株がそのまま高株価を維持してゴールしました。

このゲームは4人以上いた方が面白いですね。人数が多い時に再戦したいと思います。


Maritim
ヨットレースゲーム。仕事から復帰の姉御と、途中参加のおとまるさんを加えての5人プレイです。

このメーカーのゲームはレアな上、コンボーネントが美しいものが多く、期待の一品です。

ただ、ルールを読んだ限り、面白さが伝わらず、やってもうた系かという不安を抱えながらのプレイとなりました。

このゲームは自分のヨットを灯台の灯りを頼りに進めていき、ブイを回って帰港した人が勝ちになるゲームです。

各プレイヤーは灯台の灯りの交点まで進む事が出来ます。移動は直線しかできず、9ポイントまで消費して移動することができます。

移動1マス=1ポイントです。灯台の灯りは60°方向変更=1ポイントで、灯台の移動は1マス=2Pになっており、これらを組み合わせながら、より遠くまで移動する事を目指します。

自分の番で交点までMAX進ませた後の残りポイントは、自分の将来用の布陣というよりは、たいてい次の人の妨害(いわゆるヒネ)に使用します。よって9マス進める事はまずありません。

中盤までは、割とサクサク進んだのですが、ゴールラインが交点のところである事に気づき、そこからは長考の連続。というより、こんな簡単なコンポーネントで、こんなに奥行きのあるゲームとは思いませんでした。

アベカエサルをも凌ぐといえば言い過ぎかも知れませんが、かなりレベルの高いレースゲームですね。

特にヒネ大好きのWGGにはうってつけです。



トップページへ戻る     一つ上のページへ戻る