YOKさんゲーム会(2019/11/03)

Tramways [BGG]

YOKさん、たまさん、うっちー、私の4人。

前回はYOKさん、前々回はうっちーと連敗していただけに今回は雪辱したいところです。前回プレイ時、ボード選びの1番手はカード選びの後手番とするダブルカタン方式を採用。ボードは全面表面です。

ボード選択後はこんな感じでした。Iの建物が多く、Lがレア。ここからがカード選びですが、ボードがラスだったので1番手の私はまずはA2とH1を選択。CILを確保です。前回勝利したYOKさんを見倣い、カード優先にしました。レアなLと初期にカードが取れるCへのアクセスは確保しておきたいところ。最後の出涸らしは、I1とF2です。

初期のDカードは線路3枚引きを選択。結論から言うと今回これが猛威を振るいました。

始めのセリでは、1-2-3となり、私は手札からカードを出せないとビッドできない状況。VOIDカードとかが無かったので無理せずオリ。問題はIの建設ができるかですが、YOKさんとたまさんが線路引いたため、初手I建設で手札8枚に。続いてLとCを繋いでCに運んでカード補充しました。3枚引きカードがあったので、目的地とこの2枚、1ストレスで4枚引きました。1R運搬で4金は助かります。今回は、たまさんだけがIを建設できない状況になりましたが、初手のI建設は他社参入リスクが高いです。とはいえ後手番の場合はリスク取っていくしかありません。

私は3枚引きカードを獲得できたことを活かす意味でも、とにかく長い路線を引いて資金優位性を保ちつつ、Lに運んでいけばよいと思い、ブランチにならないよう1つの路線で完結することを心がけました。あとは運びたい都市がユニークになるよう、CとLとIは路線内に作らないようにしました。

長い路線は余裕資金となり、競りの優位性に繋がります。無理なセリは消耗するだけなので他人が先に降りてくれます。とはいえ1位になるとストレスを喰らうので、できるだけ2位になることを心がけました。うっちーと私が資金潤沢で他の人が少なめなことが多かったので、うっちーがトップの時は、うっちーに先に抜けていただき、他と戦うことにしました。そのため、今回は1Rのセリ以外はすべて思い通りの順位になることができました。いやー資金重要だわ。という事で最終ラウンドは豊富な資金を武器に3アクションともLに突入。これが大きく勝利できました。




今回は前回のYOKさんの勝因を分析してその対策を取れたことで勝てたのは非常に良かったです。これは繰り返し遊びたいゲームですね。という事でこのゲームをプレイする上で改めて重要性を整理すると:

【ドラフト指針】
・目的地を揃える(特にCとL)。IとRは建設で調達可能ですが、CとLはとれません。とくに序盤はCが重要
・建設員。建設員はGカードでありますが、2線路アイコンとかぶるので、代替カードは欲しい
・ネットワーク。近くに固めるとプレイの柔軟性が損なわれるので、中央と端に散らしておいた方が良い

【1R戦略】
・初手はIを建設し、手札上限を増やす(ただしリスクあり)
・2手目にいま建設したIとCを接続する
・3手目にCに運び、良いカードを増やす

【プレイ指針】
・お金は重要。セリで良いカードを取るか、VOIDを取るかでは雲泥の差
・リンクの長さは長い方が良い
・路線は極力一筆書きできるルートで
・独自路線にこだわらず短い区間なら他人のリンクも厭わず使おう

こんな感じでしょうか。当然相手のあることなので、なかなか思い通りにはさせてもらえませんが、理想形を思い描き、これに近づけていく感じが良いのかと思います。1R戦略はIを建てた後、他人に利用される恐れがあり、代替案が無いとそこでジエンドになってしまうので注意しましょう。

【改善案】
ボード選択とカード選択をドラフトにする案は非常に良いと思います。ボード選択は今のままで良い気がしますが、カード選択は更なる改善の余地はありでしょうか。まず考えられるのが、普通のドラフトにする案です。但し、ボード選択方式だと何枚Parcelカードがでるかが不明なため、2枚ずつタカン方式ではなく、1枚ずつスタプレをずらして取っていく方が自然かもしれません。みんなの意見を参考にしてベターなルールを模索していきたいと思います。

【最後に】
どうも国内ではそれほどプレイされていないようなのですが、18xxシリーズや蒸気の時代と双璧をなす鉄道ゲームの傑作だと思いますので、今後もガンガンプレイしてこのゲームの良さをアピールしていきたいと思います。



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