18c2cゲーム会(2007/5/4〜2007/5/5)

以前、K谷さんからその存在を聞き、死ぬまでに一度はプレイしたいと思っていたゲームです。自分で購入してもやるスペースが無いだろうなという理由で、購入を見送っていましたが、つなきさんが購入された事で、ついにプレイが適いました。

メンバーはつなきさん、moonさん、ヴァイスさん、私の4人です。2日がかりのプレイになりました。


【個人会社】
始めの個人会社は、何が有利なのかさっぱりわかりませんでしたが、1830で良く自分が選択するやつが良いと思い、SRとM&Hと奴隷をビッド。
これらが確保できれば良いと思い、後は東の馬をワン。私に西の馬をとられてはまずいと考えたか、moonさんがM&Hに乗ってきましたが、まぁ、SRと奴隷が取れればよいだろうと考え、

西の馬もワン。M&Hは$240まで競りあがったので、moonさんに渡しました。

たぶん、つなきさんが一番良いような気がしましたが、下手にビッドが長期化した場合、不利になる気がしたので、これで良しとしました。


【序盤】
初期資金が$1800もあるので、3社は設立できます。手番は最後。
ミシシッピー渡河権利が無いため、その影響を受けない会社を中心に考えると、北東に誰も着手してなかったため、CPを選択。
カナダは4P消費できるのも魅力。

moonさんはC&OとPRR連携。つなきさんは、南東部。ヴァイスさんはミシシッピー周辺中心の開発と住み分けができていて、北東部は無風。
とはいえ、有力なところから抑えるべきだと思い、次にErie、NYCとまずは親株だけ抑えました。設立は全て最低額。株の枚数確保を優先しました。ただ、株価が$1000まである事を考えると、株価勝負の方が良かったかもしれません。

1830でCPとErie持ちなんて正気の沙汰ではなさそうですが、このゲームでは結構優良会社です。

Erieはシカゴ方面に伸ばしたかったのですが、C&Oにブロックされたため、これを断念。CPを活かす意味でもカナダ経由にしました。

2列車は21両もあるのですが、あっという間に売り切れ。Erieの手番では、もう吸い取りができる状態だったので、Erieで320、NYCで奴隷200+東西の馬を合計80で吸い取りました。

私の路線は他との競合が少なかったので、マイペース。次にB&Mとミルを設立。どれとでも合併できるように、とにかく近いところを順番に立てるようにしました。ミルはErieの目的地に近いので、開発用に必須。B&MはNY開発に欠かせません。NYNHの目的地にシナジーが無いため、B&Mの方を選択。

B&Mは目的地が近いため、あっという間に記念運行。もう少し様子見し、目的地を栄えさせ、3列車3両にしてから記念運行させるべきだったかも知れません。

全て68で設立しているため、最悪アムトラック化でも良いと考えられるのは精神的に楽でした。

トークンは基本的に置かない方針。ただ、仮に置かれても良いようにバイパス路線と対抗手段は確保するようにしました。

ほどなく4列車登場。これで合併の条件が整いました。

ここで1日目終了。この時点では、つなきさんがかなり優勢というのが皆のコンセンサスでした。
1日終わって4列車までですから、最後までは到底いかないのが、ほぼ確定です。


【中盤】
私はErieとNYC、CPとミルを合併しました。存続会社はErieとミルです。保有株の状況上の都合(奇数株にならないようにする)が一番の理由。
あと、トークンが撤去される合併もショボかったので、この組み合わせしかないと思いました。

目的地運行にはこだわらず、最悪捨てるつもりでどんどん設立していきます。次がNYNHとバリ。

このゲームでは、60%制限が無いため、何株でも保有できます。つなきさんは他社の株を買わず、自社株重視作戦。確かに他人の株は、どんな動きをするかわかりません。信頼できるのは自分だけ。

そして、株の内部化・再上場と、このゲーム独自のルールを次々と採用。これをうまく使いこなせば、会社資金にうまく資金が回ります。私はそっちまで手が回りませんでした。しかも、つなきさんは、棋譜を取りながらプレイされていて、良くこんな器用な事ができるものだと感心します。

NYNHで5列車登場。NYNHはB&Mと合併するつもりでしたが、既に記念運行を終えている上、株数も半端になるため、記念運行を行っていないバリと合併する事に。B&Mの資産をErieに移してアムトラックの準備を行います。


【終盤】
6列車間近という事もあり、記念運行を急ぎます。12列車の頃まで繋がないという手もありますが、列車を多く保有できる時に記念運行をした方が良いかなと思い、ミルとカナダの目的地まで一気に接続し、それぞれ記念運行。そしてプライオリティを活かし、GN設立。NPも欲しかったのですが、つなきさんに阻止される。

よって、ロックを設立しました。ロックを持つことで、バリの記念運行がサポートできます。マップが広いとはいえ、他人の邪魔をしている余裕など無く、まずは自分の路線確保に注力します。

このあたりで持株制限が厳しくなってきました。私は安い価格同士で合併したのですが、これは疑問手だったかもしれません。合併する事で持株制限が減ります。安い株価ではカラーゾーンに逃げ込むことができますが、合併して株価が上昇する事により、この作戦が採れなくなります。

とはいえ合併しなければ様々な恩恵はありませんし、列車の購入もままならない。その点、つなきさんは常に高い株価をキープ。資金も潤沢。

現金及び株は私の方が多いですが、株価で完全に負けているので、今後の株価の上昇を大量の株を保有する事でどれだけカバーできるか、そんな感じの戦いでした。

そうしているうちにヴァイスさんが6列車購入。合併会社をアムトラックにする事で大量の株を取得、アムトラック社長に名乗りを上げました。
アムトラックで全米を席捲すれば勝機は充分にあります。moonさんも、株価トップのC&Oを擁し、つなきさんをぴったりとマークしています。

さぁ、これから・・・というところでしたが、時間も無くなり、ここで無念の協議終了。


19時間にも渡る長い戦いで、たぶんあと10時間位はありそうな感じではあるものの、大味さは全く無く充分にゲームになっている事は驚きでした。正直、縁起物のゲーム位にしか思っていない部分があったのですが、時間さえあれば、毎年の恒例行事にしたい位です。

もし自宅にスペースがあれば、買いたいゲームです。



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