18GLゲーム会(2007/6/23)

今日は月斎さん主催の高円寺盤遊会に参加してきました。長時間ゲームもプレイできるゲーム会としては貴重な存在になりそうです。

今日のメインゲームは18GL。B氏、かみさん、hatsuさん、はちさん、軍司さん、私の6名です。

【個人会社】
6人のため、$400持ちです。設立には$300必要なので、子会社購入できるのは$100まで。プライオリティトップだったので迷わずフェリー。せり上げた人は年金生活になるので、気分的に乗りづらいだろうと思っていましたが、かみさんが乗ってきました。その直後、hatsuさんが$40の会社をワン(18GLでは$20の馬のような会社は結構おいしいため、$40の会社がビッドされずに残り、これが事実上馬化している)してきたため、私が定価でC&Aを購入する事になりました。

【序盤】
$100で年金生活するべきか迷いましたが、$80で1ターン目の設立を選択。しかし、実はこれが大ごさ〜ん(ぐるナイ風)。

鉱山会社とシカゴ南北、ワバッシュが設立され、なんとPRRは一人立ち。しかもトンネル会社もないため、ひとりで山を掘る羽目に。個人会社収益も無く、序盤早々敗勢。これでせめて収益でも多ければよいのですが、2H-2H-4Hと買った刹那、かみさんに図ったかのように$100で新会社設立され、2Hの2両は一度も稼動せず。唯一の主張の株価高も、収益が少ないため、Treasuryが寂しく、6H列車購入のために泣く泣く自社株売りを余儀なくされました。こんな事なら、PRRに見切りをつけて全配当した上で、親株残して全株売りする手でした。そっちの方が本手だったかも知れません。

なぜかというと、PRRは資金調達できたものの、次の第2運行で6列車が残っている保証はありません。10H列車が出る確率の方が高い感じです。もちろん、全株売りをしておけば資金はあるでしょうが、株価が暴落してしまうので、これでは勝てません。幸い、6H列車は残りました。というか、はちさんが6H+6Hと持つ事を検討していたようですが、私があまりにもショボい状況だったので、私ひとりを落とすのは得策ではないと考えたようです。

はちさんの読みでは、私が6列車を持てば、4H列車が無いのは、はちさんのICのみとなり、10H列車でのコンレールは登場しないというものでした。


【中盤】
次のストックで私は親株だけ残してNYCを$60で設立。こうなったら安値で株を多く持ち、フィーダー作戦を取るしかありません。この段階では、B氏がかなりリードし、それに軍司さんが続くといった感じ。

B氏は、10Hを素直に購入するのかと思いきや、MILの6H列車を購入した上で、10Hを買うという意外な手を打ってきました。これは、MILから6Hを奪う事で、強制的にコンレールを出す事で、E列車時のコンレール化を阻止して現在6列車を保有する会社に高価な列車を買わせ株価を落とす上、MILのコンレール化でコンレール社長まで取れる一石二鳥の手でした。

PRRは2借金でE列車購入。生き残り確定。株価が一番低いNYCは、同じく2借金ですが、E列車を買わされずにD購入できたのは大きい。

一方、大きく割を食ったのが、はちさん。4列車無しは、はちさんのICのみで、10Hでのコンレールは無いと思っていたところに、B氏の作戦により、E列車でのコンレールが無くなり、コンレールに吸収させるつもりの会社を自力再建させられる事になってしまいました。しかもD列車のため、2借金で足らず、手出しに。この結果、本来であれば、B氏より上家のはちさんは、コンレール社長を奪えるはずが、資金不足で奪えませんでした。

私は次のストックでプライオリティがある事がわかっていたので、より多く株購入したいところ。現在10株。但し、今回2社をイエローゾーンいれるには無配にしなければならないため、カラーゾーン確定のデトロイトだけで我慢して、あとは資金を溜める作戦にしました。プライオリティがあったとはいえ、デトロイトを2株もてたのは大きい。ここからはランニングゲームで終盤戦です。


【終盤】
私の2社は借金がある上、株価的に崩壊しているので、自社はカラーゾーンにとどめるのが原則。問題はPRRの処遇。親株しか持っていないので、カラーゾーンにいれてしまうと、他人に買われてしまいます。

さりとて配当すると、借金の返済ができません。幸いかみさん以外、誰もPRRを持っていなかったので、自社株買いを続け、配当しても借金の利息は払えるようにします。ただ、借金早期返済は、やはり会社を奪われてしまうので、適度にショボくしておく必要があります。

NYCは当然のフィーダー作戦。カラーゾーンはNYCだけですから、5株分余分に株を持てるのはかなり大きい。自社株のアテになりませんから、カラーゾーン以外は優良値嵩株中心に組み入れます。最高値のモスバーガー株を3株持てたのもラッキーで、この段階では2位争いに入れたかも知れないという棋勢好転を感じました。

今回のセッションは、いつもにも増してビシビシとトークンを置く展開になりました。関東の18xx(というか私のまわりで行う18xx)は、基本的にこういう流れが多いです。確かに盤上を見ると、ほとんど空いている都市が無い状態です。とはいえ私の2社にとっての生命線はクリーブランド。幸い、共通の敵とみられているトップ目のB氏のモスは全てトークンを置き切っているため、クリーブランドのサンクチュアリ化を提言。ここにはモスが現時点で届かず、かみさん・はちさん、私の3社で止めあっても意味が無いからです。

これが受け入れられ、NYCにはこれでかなり視界が開けてきました。PRRはひたすらNYCのサポート。社長株のみのショボい会社ですが、こういう時、路線サポートできるのは大きい。

ただ、そんなにうまい事はいかず、BOの横の拠点をデトロイトに封鎖されてしまいます。これは痛かった。やはりBOでトークンを置くべきでした。とりあえず、迂回路を作成して、被害は1ターンで抑えます。

株価トップのモスは10H+Dの2両体制。一時は収益1000越えも。株価ダブルアップを繰り返して$450に到達してゲーム終了となりました。

私は結局、$7175でB氏とは、わずか約80ドル差の2位でした。たらればですが、NYCでトークンを置いてたら、勝てたかもしれません。株数の多さはあったものの、正直ここまで肉薄できているとは意外で、このショボい展開でも、なんとかなるものだという事がわかったのは収穫でした。

18GLは18EUに比べるとかなり敷居は高いような気はします。ただ、その分18xxマニアにとってはEU以上に魅力的なゲームに仕上がっていると思います。最近は18GL/18EUさえあれば、他はいらないんじゃないかという気さえしております。

今後も定期的にプレイしていきたいと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。



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